健保からのお知らせ

2016/04/01

平成28年度4月からの健康保険制度の一部変更について

法改正により平成28年4月から下記のとおり健康保険制度が変更になります。

1.入院中の食事代の引上げ

入院時の食事代の自己負担(1食あたり)が260円から360円に引き上げられます。

低所得者の負担額は現行どおりに据え置かれます。

2.紹介状なしでの大病院受診に定額負担を義務付け

「紹介状」を持たずに大病院を受診する場合に、初診料とは別に一定額を負担することが義務付けられます。

身近な診療所では通常の外来受診の治療、特定機能病院等の先進医療を行う大病院では高度な医療を必要とする入院患者等の治療に特化するという、医療機関の役割分担をさらに進めるためです。(初診時において5,000円以上)

3.「患者申出療養」の創設

「国内未承認の医薬品等を保険外併用療養として使用したい」等の患者のニーズに応えるため、新たな仕組みとして「患者申出療養」が創設されます。

これにより申出から承認までの期間が、現在の6~7ヵ月から6週間(前例がある場合2週間)に短縮されます。

保険外併用療養とは:健康保険が適用されない医療を受けた時は、保険適用される医療を含めて、医療費の全額が自己負担になってしまいます。しかし、一定の条件を満たす医療であれば、保険適用される医療については保険診療となる仕組みのことです。

4.傷病手当金・出産手当金の算出方法の変更

標準報酬日額に報酬額をより正確に反映させ給付を適切に行うため、標準報酬日額の算定方法が「標準報酬月額÷30」から「支給開始月を含む直近の12ヵ月の各月の標準報酬月額を平均した額÷30」に変更されます。

支給開始月以前の期間が12ヶ月に満たない場合

次の、のいずれか少ない額の3分の2に相当する金額となります。

  1. 支給開始月以前の直近の継続した各月の標準報酬月額を平均した額の30分の1
  2. 支給開始年度の前年度の9月30日における全被保険者の平均標準報酬月額(任継の上限標準報酬月額と同じ)の30分の1に相当する額

5.標準報酬月額・標準賞与額の上限の引き上げ

毎月支払う保険料の計算の基礎となる標準報酬月額の上限に「第48等級127万円」「第49等級133万円」「第50等級139万円」の3等級が追加され現在の47等級から50等級となります。

また、賞与についてもこれまで540万円だった保険料算定のための上限が、573万円に引き上げられます。